いつから、こんな関係になったんだろう……
思い返すと……あの時。
お酒が入っていたせいもあったのかも知れない。
なし崩し的に、状況を迎えてしまった。
それからは、確認されることも無くて
当たり前のように
――肌が重なる。
もう少し、話をしよう?
もう少し、ゆったり飲もう?
今から思えば、最初の頃はあった言い訳じみたセリフも
今は、ない。
当たり前のように、夜に会って
当たり前のように
重なる肌。
私たちって、
何ですか?
重なった数だけ大きくなる彼の存在が
怖くて聞けない。
あなたは、どんな気持ちで肌を重ねるの?
『今日、空いてる?』
だんだんと短くなる、端的なメッセージ。
私たちって、
何ですか?
確認がとれないまま
「空いてるよ」
返してしまう返事。
最初は確認なんかいらなかったのかも知れません。
けれど、今、もやもやと気になるのであれば
会いに来てください。
一緒に考えていきましょう!