年の近い友達は殆ど結婚をしてしまって。
なかなか話の合う人がいなくて。
もっと自由で居たいし
もっと遊びたいし
そんなことで、最近はよく若い女の子と遊ぶようになった。
よくよく考えれば年は10も離れているような女の子たちだけど
話は合うし
面白い
今日もよく遊ぶ年下の女の子と
安くて気楽でちょっとお洒落なバーで飲みながら会話をする。
(撮影:比良井しほり 撮影機材:BONZART Lit+)
「ねぇねぇ。そういえば、この間コンパ行くって言ってたよね? どうだった?」
仲良く遊んでいるから年は離れているけれどもタメ口。
それも仲のいい証拠。
でも、私、若く見えるし
そんなに大きく年も離れて見られないから一緒にコンパ行ってもそれほど問題が無いし
「最悪。見た目は悪くなかったけど、チャラいし、金持ってないんだよ」
「それは最悪だわ」
ないない。
と、彼女も笑う。
「次だね、次。そういえば、次今度の土曜にあるんだけど、来る?」
「え? マジで? 行く~!」
「なんかねぇ。一人イケメンが来るんだって! でも、性格がちょっと難があるらしいんだ」
「えー。何それ、ウケる~」
終電まで飲み明かして、家に帰って。
途中から酔っ払って放置していたスマホをふと見たときに、最近連絡とっていなかった同じ年の友達から連絡が入っていた。
酔っ払って揺れる視界の中、目をしかめながら画面の文章を読んだ。
『久しぶり! 元気?
今度ね、結婚することになったの
招待状を送りたいんだけど、いいかな?
今のところ、予定が○月×日なんだけど』
私……
私、このままでいいの!?
結婚報告になんだかもやもやしてきたら
会いにきてください。
一緒に考えていきましょう!