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自分の気持ちがうまく整理がつかないの……

 

 

半年ほど前のこと。


それはそれは、とても怒涛の出来事というか……

怒涛の、押し、だった。

 

 

つき合ってください!


と、とてもストレートに言われた。

 

けして若くはない年齢で、どストレートに言われることが少なくて、それだけで結構驚いていた自分が居た。


存在はお互い知ってはいたけれど、会話を殆ど交わしていなかった人。

それほど、接点が無かった人。


そんな人と、しっかりと話し込む機会があって、
それなりに興味は持っていたのだけれど、それでもイキナリそんな話には……


「今、つき合っている人がいるんですか?」

「それはいませんけれど……」

「じゃあ、つき合いましょう!」


そんなパッションタイプでもない私は「彼氏募集中」の札を首からぶら下げているというのに

のることが出来なかった

 

 

「なんで、そんなことを仰るんですか?」

「好きだからです。いや、あなたを知った時から気になっていました!」


なんだか、嘘っぽく思えたりして。


知った時から?

それっていつ?

それって、どうして?


「彼氏募集中」の札を首からぶら下げているのにも関わらず、
どうも私のその「彼氏募集中」の札の裏には、虫眼鏡でもなければ見えないほどの細かい字で条件がみっちり書かれているみたい


それがどんなものであるのか、私自身解らないのだけれど……


「考えておいてくださいね!」

 

(撮影:比良井しほり 撮影機材:DMC-FZ10)

 


そんな言葉を貰ったのが、半年前


頻繁に来ていた彼からの連絡は


徐々に回数が減り

気がついたらもう無くなって……


諦めたのかなぁ……なんてぼんやりと思っていた頃

 

 

たまたま共通の知り合いから出た、彼の話題

 

 

あの人、そういえば彼女と結婚するのかなぁ?

「え?」

 

聞き返してしまう。


「え? だって、彼女居るじゃない?」

 

いつから?
ずっといた?

 

私に声をかけた時はつき合って居なかった?
 

それとも、既につき合っていた?

 

どちらにしても、たった半年

"ずっと好きだった"

の言葉が本当ならば、たった半年の間に彼女を作って結婚の話になるもの?

 


 

 

 

 

嘘なんだ

 

 

結局「ずっと」なんて、ウソだったんだ。

その場で意気投合した感じがして、イケると思ったんだ

……きっと

 

 

彼のことが異性として気になるのかと言われると、正直解らない。

 

けれど、なんだかもやもやする

 

たった半年で他に女が出来たことが?

それとも、対応が冷たかったことは置いても内心真面目に考えていた自分が馬鹿にされた気がするから?

 


解らない


 

解らないけれど

 

 

もやもやする

 

 


私、どうしたらいいの!?

 

 

と、思ったら

 

 

 

 

会いにきてください

 

 

一緒に考えていきましょう!