そろそろいい年齢を少し越えたあたり。 婚活は敷居が高く感じて 恋活のラフなものを探した。 「ようやく行く気になったんだ。あのね、思う通り完璧な男なんて居ないんだから。適当に目をつむりなさいよ」 と、友達に活を入れられて 悪くはないけれど、なんかなぁと思う相手ではあったものの、 連絡先交換をしたのが、彼だけだった。...
彼とは知り合って、二ヶ月になる。 友達に誘われて行った飲み会で出会った人。 LINEの交換をして、 二日に一回はどうでもいいLINEを交わした。 内容なんてほとんどないようなLINEだったけれど、 そのやりとりはなんだか楽しかった。
つきあって間もない彼がいる。 彼はお金がかかる。 彼は、夢を追いかけている素敵な人で…… だから私が支えてあげなくちゃならないんだけれど…… かといって、私もそんなに給料が高いわけじゃない。 月末。 使いすぎたことに愕然とする。
彼がキャンプにハマりだした。 それまで、インドアだった彼。 ここ最近はキャンプのYouTubeを見ているなとは思っていた。 「なんかいいよ。君も見てみたら?」 勧められたけど、 キャンプには全く興味がなかったので、的適当な返事で流した。 グッズを買い始めているのは知っていた。 ある日、 「今週末、デイキャンプに行こうと思うんだけど、一緒に行こうよ」...
彼とつきあって1年が経過した。 彼からの愛情を感じることもあるけれど…… 毎週末会うのが二人のルーティンになってきた。 迎えに来てくれた車に乗り込む。 彼の家へ向かう中で、お昼どうしようかという話をしながら、 「ねぇ、今度私このスイーツのお店に行きたいんだけど」 とスマホを見せようとすると、 彼は運転したまま見ようともせずに...
最近流行のFPSゲームにはまりはじめた。 動画を見て研究したりするのだけれど、全然まだまだ下手くそだ。 「うまい人と一緒にプレイするといいよ」 と、人に言われたのをきっかけに 『一緒にバトロワ参加してくれる方、募集! 下手くそです。教えてください!』 と、ゲーム内で募集をかけてみたら 『やろうよ。今からいける?』 と、即座に連絡がきた。...
久々に居酒屋に立ち寄った。 会社と家と、日用品の買い出しというルーティンの中で 時々新しい風を入れるように 気分を変えるために立ち寄る、居酒屋。 チェーン店で店員は話しかけてこないし、カウンターがあるから1人でも気楽に飲める。 この日は初めて、見知らぬ男性客と盛り上がった。 何の気なしに話しかけられて...
「俺、結婚したいなって思っているんだよね」 つき合う前に言われた 俺、結婚する気ありますアピール。 年齢も年齢だし…… 数ヶ月の様子を見たら、結婚の話がとんとんと進んで行くのだと思っていた。 彼と恋人になって、一年を経過した。 何故かつき合って以降、結婚の二文字を彼の口から一切聞かない。...