私の家には、居候がいる。 いや、居候という名前の彼氏なのか 実際のところはよく分からない。 元々は知り合いで。 あんまり邪魔にならない彼の性格もあって、なんとなくつるむ事も多かった。 そんなだからかある日 「仕事辞めて家賃なくなった」 という謎の衝撃的告白と、荷物ひとつ持って家に転がり込んで来た。...
最近、少し家から足を伸ばしたところに新しく出来た小さな青果店があることに気がついた。 時に割高になるものもあるけれど、安く買えるときもあるし、置かれた野菜と果物は新鮮でおいしい。 ズッキーニが安い! これは買わないと! オリーブオイルで炒めて塩だけでも美味しいのよね! あ! キュウリが安い! ーーでも、5本セットだ……。...
彼のことを意識して三ヶ月。 友達に誘われた飲み会でたまたま知り合った彼。 連絡先はなんとか交換出来たものの なかなか二人で会うとまではいかなかった。 ようやく叶った初デート。 緊張はしたけれど、楽しく過ごした気がする。 会話は盛り上がったと思うし、 食事も美味しくて楽しかった。 どちらからともなく手を繋いだ。
つき合って3年 一緒に暮らして2年半の 彼氏がいる。 最初は楽しかった。 一緒に暮らし始めた頃は、このまま結婚するのかななんて思った。 そんなつもりだ、という匂わせも聞いた。 「お前ってどうしてそうなんだよ。出来ない奴だな」 彼とは価値観が違うところはある。 出来ない私が悪い。
そろそろいい年齢を少し越えたあたり。 婚活は敷居が高く感じて 恋活のラフなものを探した。 「ようやく行く気になったんだ。あのね、思う通り完璧な男なんて居ないんだから。適当に目をつむりなさいよ」 と、友達に活を入れられて 悪くはないけれど、なんかなぁと思う相手ではあったものの、 連絡先交換をしたのが、彼だけだった。...
彼とは知り合って、二ヶ月になる。 友達に誘われて行った飲み会で出会った人。 LINEの交換をして、 二日に一回はどうでもいいLINEを交わした。 内容なんてほとんどないようなLINEだったけれど、 そのやりとりはなんだか楽しかった。
つきあって間もない彼がいる。 彼はお金がかかる。 彼は、夢を追いかけている素敵な人で…… だから私が支えてあげなくちゃならないんだけれど…… かといって、私もそんなに給料が高いわけじゃない。 月末。 使いすぎたことに愕然とする。
彼がキャンプにハマりだした。 それまで、インドアだった彼。 ここ最近はキャンプのYouTubeを見ているなとは思っていた。 「なんかいいよ。君も見てみたら?」 勧められたけど、 キャンプには全く興味がなかったので、的適当な返事で流した。 グッズを買い始めているのは知っていた。 ある日、 「今週末、デイキャンプに行こうと思うんだけど、一緒に行こうよ」...
彼とつきあって1年が経過した。 彼からの愛情を感じることもあるけれど…… 毎週末会うのが二人のルーティンになってきた。 迎えに来てくれた車に乗り込む。 彼の家へ向かう中で、お昼どうしようかという話をしながら、 「ねぇ、今度私このスイーツのお店に行きたいんだけど」 とスマホを見せようとすると、 彼は運転したまま見ようともせずに...
最近流行のFPSゲームにはまりはじめた。 動画を見て研究したりするのだけれど、全然まだまだ下手くそだ。 「うまい人と一緒にプレイするといいよ」 と、人に言われたのをきっかけに 『一緒にバトロワ参加してくれる方、募集! 下手くそです。教えてください!』 と、ゲーム内で募集をかけてみたら 『やろうよ。今からいける?』 と、即座に連絡がきた。...